お知らせ
「マーケティングって何?」と言う疑問を解明するホテルマーケティング連続講座のご案内
お世話になっております。研修委員会委員長の金子祐子です。
今回は「マーケティングって何?」と言う疑問を解明するホテルマーケティング連続講座のご案内です。(講座は3回の連続講座になります。)
この講座の講師は、株式会社更紗ホテルズ取締役統括本部長の北原信輔さんです。現在、北原さんは、近畿支部長と青年部長を兼任されており、先日も「ANHA西日本大会」を大成功に納められました。
本業はもちろん、連盟の仕事もお忙しいにも関わらず、北原さんは、今回の講師打診を快くお引き受け下さいました。
この案内文を作成するにあたり、私から、「北原さんが学んでこられたマーケティングの概要をざっくりでいいので教えて頂けますか?」とお聞きしたところ、次のような返信が戻ってきました。
「私は27歳のときにビジネスホテルでフロントの仕事を始めました。最初は接客サービス、そして徐々にセールスやWEB予約の管理を経験することになりました。特にWEB予約管理は取り組みに対する成果がわかりやすく、やりがいも感じていましたが、勘や他社の模倣が根拠となっていることに不安を感じ、独学で販売士の資格取得を目指して勉強したことがマーケティングを学ぶきっかけとなりました。
ここでいう不安とは、競争環境で優位性が発揮できないこと、独自性がなくユニークではないこと、そして自身のスキルについて希少性が確立できないことが挙げられます。
また、アメリカの航空業界で生まれたというレベニューマネジメントの著書と出合ったとき、すでに私たちが取り組んでいる当たり前の方針や戦術が明文化されていること、そしてそれらを学ぶ機会が中小ホテルには少ないことを知り、より幅広く学ぶことの重要性に気づきました。
コロナ禍の2年間、大学院の修士課程でマーケティングについても学びました。ここで学んだマーケティングは主に「社会課題の解決」という大きなテーマをマクロ視点で分析・考察し、顧客課題の根本を掘り下げ顧客価値から事業価値を磨き、ミクロ視点によりそれらを商品化ならびに事業化するマーケティング・プロセスです。それらを自社の実業に応用し、ホテルの販売戦略を立案実行しています。
中小ホテルの現状に目を向けると、それぞれの企業の置かれた環境や各人の担当する業務領域で必要なマーケティングスキルや視点は異なります。
例えば、経営者に必要な視点は、「ブランド創出や市場・顧客の分析とマーケティング戦略の立案」、担当責任者は「マーケティング戦術の策定と実施及び管理」であり、担当者は「4Pや4Cに代表される具体的な戦術の実施」といえます。
今回のマーケティング講座では、マクロ分析を起点とした戦略立案と実行計画の具体的な進め方について、ホテル経営者、そして支配人やマネージャークラス、スタッフの皆さんと一緒に学び合いながら、「実務に即した具体的なアプローチ」を中心に組み立てていければと考えています。」
(読んで下さった皆さま、ありがとうございます!)
いやいや、普通に、北原さんって、すごくないですか?もう、私からの余計な説明は必要ありませんね。
皆さま、同業者、かつ、進化し続けている北原氏から学べるこのチャンスをお見逃しなく!!!
日程を確保して頂き、是非、このマーケティング講座にご参加下さい。
詳細は添付資料をご参照ください。
第1回セミナーのお申し込み締め切りは11月25日(金)16時とさせて頂きます。
また、セミナー開催に関しての 不明点などは、添付資料の問い合せ先にメールをお送り下さい。
では、当日、お目にかかれますことを楽しみにしております。
研修委員会委員長 金子祐子